立命館大学に遠隔接客「RURA」が試験導入!大学への導入は初。

導入事例

立命館大学に遠隔接客「RURA」が試験導入!大学への導入は初。

立命館大学に遠隔接客「RURA」が試験導入!大学への導入は初。

学校法人立命館

タイムリープ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:望月亮輔、以下「タイムリープ」)は、学校法人立命館(所在地:京都府京都市、総長:仲谷善雄)が運営する立命館大学にて、当社が開発・運営する遠隔接客サービスRURA(ルーラ)を日本の大学において初めて試験導入されたことをお知らせいたします。

試験導入の背景

2018年10月、パーソル総合研究所・中央大学より「2030年には644万人の人手不足が発生する」という労働市場の未来推計が発表されました(※1)。また、2020年より続く新型コロナウイルス感染症拡大を契機に社会全体のDXが進み、買い物や旅行、医療など日常の様々なシーンで新しい提供の形が模索、実現されてきました。

これらは、大学の経営においても例外ではありません。元来の社会的な課題である人手不足対策としての生産性向上、そして外的要因により登校が難しくなった場合でも多様なニーズに応えることができる教育環境の構築が必要とされています。
学校法人立命館では「学園ビジョンR2030」(※2)を策定し、「大きく変わりゆく社会の中で未来のあるべき姿を社会に提起し、変化に対応できる力を育み多様な人々が集う学園の創造」を目指して、積極的にDX推進に取り組んでこられました。また、学園ビジョンR2030では6つの政策目標のうちのひとつに「未来社会を描くキャンパス創造」を掲げており、テクノロジーの活用によってキャンパスの様々な機能を高度化させ、新しい価値提供に挑戦されています。

この度、そのキャンパスの活用における新たな取り組みとして、遠隔接客サービス「RURA」を試験導入する運びとなりました。今回の試験導入期間中にキャンパスの様々な場所でRURAを使用し、効率的なキャンパス運営や働き方の多様性の創出の可能性を探ることで、新しいキャンパス像の実現を視野に入れて検討していきます。

※1:パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計2030」https://rc.persol-group.co.jp/roudou2030/
※2:学校法人立命館「学園ビジョンR2030」http://www.ritsumei.ac.jp/features/r2030leaflet/

試験導入の概要

実施期間

2022年6月1日〜2024年3月31日(予定)

実施場所

・エポック立命21
・キャンパス管理室
・BKCインターナショナル ハウス(国際寮)
・キャノピー
※上記施設は、すべて立命館大学びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)です。
※各所一定期間試験運用を行い、順次移動をしていきます
※上記だけでなく、随時別の場所での試験運用を続けていきます

運用内容例

・学内のセミナーハウス・宿泊施設受付の遠隔化
・学生の問い合わせ対応・落とし物管理対応の遠隔化
・夜間の現地対応勤務の遠隔化

本試験導入に期待すること

立命館大学には3つのキャンパスに33,094名の学生(2022年5月現在)が在籍しており、職員の業務も多岐にわたります。日本全体の労働人口が減少していく中でもキャンパスの運営を保つために、これまでもテクノロジーを活用することで業務の効率化を進めてきました。
今回は、RURAの活用により、各キャンパスの窓口業務を集約化したり、夜間受付窓口の遠隔化などを行うことで、人員配置の最適化による業務効率化の実現を実証することを期待しています。
今後の展望としては、今まで取り組んできたDXの施策と合わせて新しいキャンパスモデルを作り上げていきたいと考えています。

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