プレスリリース

心に残った接客とは?遠隔接客「RURA」が全国500名にホテルの接客にまつわるアンケート調査を実施

遠隔接客サービス「RURA(ルーラ)」を開発・提供するタイムリープ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:望月亮輔、以下「タイムリープ」)は、半年以内にビジネスホテルに宿泊した20~69歳の男女500名にアンケートを実施し、ホテルでの心に残った接客に関するエピソードを募集しました。

調査実施背景

パーソル総合研究所の調査によると2030年には644万人の人手不足に直面するといわれています(※1)。この課題を乗り越えるため、テクノロジーの活用やオペレーションの見直しによって、少ない働き手で成り立つように様々な取り組みが行われています。このような人手不足の解消のための方法の一つとして、決済やチェックインのセルフ化や無人店鋪の他に、遠隔接客の活用もまた広がってきています。
私たち遠隔接客「RURA」では、心に残る接客体験を生み出すことを目指して日々サービスの改善をおこなっています。人手不足の中で効率の良さが重視されがちな現在ですが、「心に残った接客」について調査を行い、接客によって提供できる価値や体験を再確認したいと考え、実施に至りました。今回は、中でも特に人手不足が深刻で、DXが進んでいるビジネスホテル業界を対象に調査を行いました。

※1:パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計2030」https://rc.persol-group.co.jp/roudou2030/

調査について

▼調査概要
調査タイトル:【半年以内にビジネスホテルに宿泊した方対象】ホテルの接客に関するアンケート調査
調査実施日:2024年5月8日〜6月26日
調査対象者:半年以内にビジネスホテルに宿泊した20~69歳の男女516名
調査方法:ノバセル株式会社が提供する「ノビシロ」を利用したインターネット調査 / Googleフォームを用いたインターネット調査
エリア:全国
※一部、読みやすいように文章の体裁を整えております。

本プレスリリースでは、皆様から集まった「心に残った接客のエピソード」の一部をご紹介してきます。

Q: ビジネスホテルに宿泊して、あなたがスタッフに「ありがとう」と思ったことや、「接客がよかった」と思ったことなど、心に残った接客のエピソードを教えてください。
心に残ったスタッフの一言

  • 外出する際に雨が降っていて、部屋まで傘を取りに行こうとしたら、レンタルの傘を持っていってくださいと勧められたこと。
  • 受験のときにホテルに前泊したのですが、ホテルの方が頑張ってくださいというお声がけと共にお菓子をプレゼントしてくれてとても心が温まったのをよく覚えています。本当にうれしかったです!!
  • 空調があまり効いてなくて少し寒かったのですが、翌朝に空調の調子を気にしてくださりちゃんとお客のことを気にかけてくれた事が嬉しかったです。
  • 福岡の出張で、一人飲みできるところ教えてと言ったら、穴場スポットと、シメのラーメンまで教えてくれて、旅の醍醐味を感じて嬉しかった。
  • チェックイン前(宿泊の午前)に荷物だけを預けるとき、快く対応してくれて戻った時には「お帰りない」としっかり私の顔を覚えていたこと。
  • ホテル備え付けのサウナを利用していたところ、営業時間を過ぎても「ゆっくりで大丈夫ですよ〜」と言っていただいた!
  • 出張中、疲れて夜遅くチェックインした際、近場のごはんやさんをフロントに尋ねると、せっかくなら良いもの食べて行ってくださいと個人的におすすめのご飯屋さんを紹介してくれた。良いサービスだなと感じました。
  • 遅いチェックインだったのですが、お疲れ様でした、と声をかけてもらいました。本当に疲れていたので心に沁みました。
  • 受験で心細いときに、まったく受験とは関係ない会話であったが、気軽なひと言をかけてくれて気が和んだ。 


笑顔の対応

  • 朝食会場で地元の食品についていろいろ説明してくれ、笑顔で対応してくれた。無料の地酒をすすめてくれた。
  • 夜に屋外の喫煙スペースへ出たところ、ちょうど施錠時間に重なってしまったのか、入ってきた入口の自動ドアが開かなくて戻れなくなってしまった。 困ってキョロキョロしてたらスタッフの方が来てくれて開いてる扉を笑顔で教えてくれた。 スマホも持っていなかったのでタイミングよく来てもらえたのがありがたかったのとフランクな対応で心地よかった。
  • 誤ってシャワーで浴室のタオルを濡らしてしまったので、そのことをフロントに伝えるとすぐに新しいタオルを笑顔で持って来てくれました。プラスその他に困ったことがないか尋ねてくれて嬉しかったです。


失くし物への対応

  • チェックアウトした後にも関わらず、失くし物を一緒に探してくれたこと。
  • 結婚指輪をホテルのどこかで紛失してしまい、チェックアウト後にホテルに電話して相談をしたところ、快く探してくださった。「部屋で見つけました」とお電話をくれて、面倒だったはずなのに一緒に喜んでくださったのがとてもありがたく、思い出に残っています。
  • 帰宅した時にお金を間違えてゴミ箱に捨てた事を思い出し、電話したら、ゴミの中から探し出して送金してくれました。


丁寧で心地の良い接客

  • 何度か宿泊したことがあるホテルで、フロントスタッフの方の声掛けや対応が前回の宿泊時にリクエストした事を踏まえていたことがあり接客が良かったと感じました。
  • 大したエピソードはないが、フロントで笑顔で印象よく長すぎない説明をしてくれた時にありがとうと思いました。「詳しくはここに記載されています」と説明の紙を渡されて、サクッと終わる感じが、こちらの時間を配慮してくれている気がして良かったです。
  • いつも接客はとてもよく親切で丁寧だし凄く愛想良くしてくれるからまた泊まりたいと思わせてくれます。


気遣いのある接客

  • ホテルに20分ほど早く到着してしまい、フロントのところで時間を潰して待っていようと思っていたところ、フロントのスタッフの方が話しかけにきてくれて、早めにチェックインを済ませてくれました。こちらから話しかけるのは申し訳ないと思っていたため、スタッフの方が話しかけてくれなければ時間をそこで過ごすしかなかったため、ホスピタリティに感動しました。その後仕事の予定があり、早めに移動できるとありがたいと思っていたところだったので、本当に感謝しています。
  • チェックイン機での精算時、使用するクレジットカードを間違えてしまい、取り消し/再精算が必要となったが嫌な顔をせずに手続きを進めてくれたこと
  • 別の系列ホテルに行ってしまい、本来宿泊するホテルまでの道案内をしてくれた
  • 予約していたホテルが実は違うホテルで、チェックインに失敗した際にそのことに気づいていただき、そのホテルまでの行き方まで教えてもらいとてもありがたかったです。
  • 随分前のことだけど、泊まれる宿を探していてホテルのフロントで空き室があるか聞いたらご案内できますと。 ではお願いしますと言ったところ、ネットで予約すると安いですよと教えてくれた。 そんなことあるんだと思いながらスマホでネット予約して泊まった。 フロントにいるのにスマホで予約するのも変な感じだなと思いつつも安い方法を教えてくれるのは親切に感じた。 それ以来フロントで空き室を聞くことはしなくなった。
  • 転勤族の娘夫婦を訪ね近くのビジネスホテルを慌てて予約したら、夫婦別々の部屋になっていた。フロントで夫婦一緒の部屋にして欲しい、とお願いすると「このお部屋なら景色もよく夫婦お二人一部屋になる上お安くなりますよ」と親切に対応してくれた。また、観光やグルメの情報も気軽に対応してくれた。
  • 以前子どもを連れて泊まった事が有るのですが、子供の体調が悪く床に食べ物を吐いてしまったときに、親の手も借りず気持ちよく綺麗に処理していただいた事にとても感謝して居ります。
  • 商談の後にお酒を飲みに行って、少し飲みすぎてホテルに帰ったらスタッフが心配してくれて部屋に水と二日酔いを防ぐ薬を届けてくれた。


沢山の「心に残った接客」のご回答の中から、一部抜粋して掲載いたしました。ビジネスホテルの具体例としては、東横イン、アパホテル、ルートイン、ドーミーイン、JR東日本ホテルメッツなどがありました。ビジネスホテルといえば利便性や効率性を重視しているイメージを抱く方もいると思いますが、上記のようにホスピタリティで多くのお客様を笑顔にしていることが読み取れます。

Q: 旅館やリゾートホテルなど、ビジネスホテル以外でも、あなたがスタッフに「ありがとう」と思ったことや、「接客がよかった」と思ったことなど、心に残った接客のエピソードを教えてください。

  • 妻と愛犬と3人で旅行に行ったときのことですが、食事の際に犬用のおやつを特別にいただいたこと。
  • 予約をしたつもりができてなかった時、メールの履歴もないし明らかにこちらのミスだったのですが、「システムの不具合でご迷惑をおかけしてすみません」とまるで向こうのミスかのように振る舞っていただき、その上で気持ちよく部屋を押さえていただきました。ちょっとした、言葉遣い、心遣いに救われました。
  • 施設の館内利用方法について尋ねて教えてくれたが、該当日が点検日だったらしくイレギュラーで使用できなかったことを内線電話でお詫びとあわせて教えてくれたこと。施設を利用できないことは残念だったが、早めに教えてくれたことで段取りを立てることができた。


Q: 海外で宿泊したときに、あなたがスタッフに「ありがとう」と思ったことや、「接客がよかった」と思ったことなど、心に残った接客のエピソードを教えてください。

  • チェックイン時に旅の目的を聞いて、積極的に話してくれたこと。あまり日本では体験がなかったが、旅先でのコミュニケーションを作り出してくれたことがありがたかった。
  • 韓国出張で、PM2.5の影響で、ずっと眼鏡だったんですが、眼鏡をつけてるのを覚えてくれてか、いつものホテルの支配人からメガネ拭きとタオルくれて、周り見えてるなぁと思った。
  • 中国のホテルにて、部屋で料理をしたかったが備え付けのIHがうまく動かずフロントへ問い合わせ。スタッフさんが部屋に来て対応してもらったが、対応中は日本語ができる別のスタッフさんが話相手をしてくれて楽しませてくれました。日本語だったので安心感もありました。チェックアウトの時にも覚えてくれていて、「料理はうまくできましたか?」と聞かれて会話が盛り上がって、寄り添ってくれている感じが嬉しくて、いい接客を受けたなと思いました。

まとめ

今回は、半年以内にビジネスホテルに宿泊した全国の男女500名に、ホテルの接客に対する実態調査を実施しました。たくさんの「心に残った接客」についてのエピソードが寄せられ、改めてホスピタリティの大切さを実感しました。
人手不足解消のツールとして遠隔接客サービスを提供している私たちですが、接客によって提供できる価値や体験の大切さを忘れず、これからもサービスの改善をおこなっていきます。

「RURA」とは

インターネットを通じて店舗の接客を遠隔地から行うことができるサービスです。対応スタッフが画面に表示される対面接客や、アバターを通しての接客などを選択できます。少人数で多拠点の接客ができる点に大きな特長があり、約30店舗の受付を3名で実施している例もございます。接客の一部を自宅など遠隔地から行うことで、新型コロナウイルスへの感染対策はもちろんのこと、店舗運営の効率化や、接客業における新しい働き方の実現が可能となります。

・「RURA」の詳細:https://timeleap-rura.com/

タイムリープ株式会社について

タイムリープ株式会社は、「最も大切なことに時間を使える世の中を実現する」をビジョンに掲げ、インターネット越しに店舗の接客を行うことができる遠隔接客サービス「RURA」を提供しています。接客の一部を遠隔で集約することで、新型コロナウイルスへの感染対策はもちろんのこと、店舗運営の効率化や、接客業における新しい働き方の実現が可能となります。
【会社概要】
社 名:タイムリープ株式会社
設 立:2019年6月3日
資本金 : 5億4090万円(資本準備金含む)
所在地:東京都千代田区岩本町1-9-1 アイアンビルヂング3F
事業内容:遠隔接客サービス「RURA」の開発・提供
Webサイト:https://timeleap.co.jp/

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