プレスリリース

JR東日本ホテルメッツ、RURAの翻訳機能でストレスフリーな外国人観光客対応を実現

ホテル業界の人手不足・インバウンド観光客増に挑む

タイムリープ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:望月亮輔、以下「タイムリープ」)は、日本ホテル株式会社(本社:東京都豊島区)が運営する宿泊主体型・駅近ホテルJR東日本ホテルメッツのホテルフロントにて、当社が開発・提供する遠隔接客サービス「RURA(ルーラ)」のオプション機能である「翻訳機能」の本格導入が開始されたことをお知らせいたします。

導入背景

JR東日本ホテルメッツでは、セルフチェックイン機による感染症対策やお客さまのお手続きの時間の軽減というメリットを保ちつつ、ブランドコンセプトである「上質が息づく。」を更に向上させるために、2022年4月1日からRURAを活用し、遠隔地からお客さまのチェックイン手続きをフォローしています。
そのような中、JR東日本ホテルメッツ 渋谷においては、今年の海外からのお客さまの比率が、コロナ禍前の2019年と比べ20%も増加し、渋谷のみならず、各店舗への外国語を話せるスタッフの配置が急務となりました。
こうした背景から、RURAのオプション機能である、接客のリアルタイム翻訳ができる「翻訳機能」の本格導入を開始する運びとなり、外国語を話すお客さまに対して快適な接客体験の提供の実現を目指すこととなりました。
英語以外にも、中国語、韓国語などの言語をリアルタイムで翻訳することが可能であるため、ストレスフリーで高い満足度を得られる会話を実現します。

日本のホテル業界における課題

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2023年7月の訪日外客数は2,320,600人(前年同月比+1505.1%)で、先月に続き、200万人を超えました。(※1)
外国人宿泊者への対応がより一層求められる日本のホテル業界ですが、人手不足の課題に加え、全ての店舗に外国語を話せるスタッフを配置するのは容易ではないことから、外国語を話すお客さまとのコミュニケーションに課題がありました。
2023年7月に行われた帝国データバンクの調査(※2)によると、正社員の人手不足割合を業種別にみたところ、「情報サービス」が 74.0%で最も高く、次いで「旅館・ホテル」が 72.6%という結果になりました。人手不足が深刻化する中、多言語対応が可能なスタッフの確保がより難しくなっているのが実情です。
そのような中、RURAの翻訳機能を活用することで、ホテル業界における人手不足の課題を解決し、外国語を話すお客さまの顧客体験の向上が期待できます。
※1:日本政府観光局・訪日外客数(2023年7月推計値)https://www.jnto.go.jp/news/press/20230816_monthly.html
※2:出典:帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2023年7月)」
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p230804.html

JR東日本ホテルメッツ スタッフの方のお声

〈日本ホテル株式会社 JR東日本ホテルメッツ本部 リモラインセンター 大島様〉

難しい表現が必要な会話や、日本語・英語が全く伝わらない海外のお客さまに対して、海外出身のスタッフや外国語が得意な限られたスタッフでしか応対できない場面が多々ありました。翻訳機能の実装により、そういった場面でも問題なくお客さまとコミュニケーションを取ることができるようになったと感じております。結果的にお客さまをお待たせすることが減り、スタッフの負担軽減にも繋がっていると感じております。

翻訳機能とは

翻訳機能は英語、中国語、韓国語などの言語をリアルタイムで翻訳することが可能です。
使用方法は簡単です。例えば英語を話すお客さまが店舗を訪れた場合、遠隔のスタッフは操作画面から「英語」を選び、翻訳機能をオンにします。その後の接客中の会話は、お客さまが見るモニターには英語字幕が、遠隔地で対応しているスタッフの画面には日本語字幕が表示されます。お互いの母国語でリアルタイムに会話できるため、ストレスフリーで高い満足度を得られる会話を実現します。

RURAとは


インターネットを通じて店舗の接客を遠隔地から行なうことができるサービスです。対応スタッフが画面に表示される対面接客や、アバターを通しての接客などを選択できます。少人数で多拠点の接客ができる点に大きな特長があり、約30店舗の受付を3名で実施している例もございます。接客の一部を自宅など遠隔地から行うことで、新型コロナウイルスへの感染対策はもちろんのこと、店舗運営の効率化や、接客業における新しい働き方の実現が可能となります。
・「RURA」の詳細:https://timeleap-rura.com/

タイムリープ株式会社について

タイムリープ株式会社は、「最も大切なことに時間を使える世の中を実現する」をビジョンに掲げ、インターネット越しに店舗の接客を行うことができる遠隔接客サービス「RURA」を提供しています。接客の一部を遠隔で集約することで、新型コロナウイルスへの感染対策はもちろんのこと、店舗運営の効率化や、接客業における新しい働き方の実現が可能となります。
【会社概要】
社 名:タイムリープ株式会社
設 立:2019年6月3日
資本金 : 5億3199万円(資本準備金含む)
所在地:東京都千代田区岩本町1-9-1 アイアンビルヂング3F
事業内容:遠隔接客サービス「RURA」の開発・提供
Webサイト:https://timeleap.co.jp/

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